
ブログの独自ドメイン取得の手順を解説

前回記事「ブログのドメイン名の決め方4つの手順を解説」に沿ってドメイン名を決めたので、ドメイン取得サービスでドメイン購入したいが事業者が複数あり、どこから購入したらよいかわからない。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
・ドメイン取得サービス事業者をドメイン取得(登録)料金の安さだけで選ぶと損をする。
・長期的にドメインを使用するならドメイン更新料金の安いところを選んぶのがおすすめ。
本記事の信頼性
こんにちは。このブログ管理人nori( @noriakiasoblog )です。
この記事の信頼性は、次の事項により担保されています。
ブログ執筆者本人が、2020年5月、6月に独自ドメインを別々の会社から取得した体験に基づき、執筆したものです。

今後、ブログやウェブサイトを開設するに当たって、方針に沿った「安くて」「わかりやすい」お得なドメイン取得サービス事業者を選んでいきましょう。
目 次
ドメイン料金(ドメインの取得、更新、移管)
ドメインを取得する際に重要な点は、3つあります。
ドメインを取得するに際しては、取得・更新・移管においてそれぞれ料金が発生します。
ドメイン取得時の料金比較だけして選んだら、ドメインを更新費用の方が高かったということにならないよう気をつけましょう。
ドメイン取得・登録費用:ドメインの新規登録時に発生する費用です。
ドメイン更新費用:既に登録したドメインの契約更新に伴い発生する費用。ドメイン取得から1年後などに発生します。
ドメイン移管費用:複数のドメインを複数のドメイン管理会社で登録した場合に一元管理したい場合にドメイン管理会社を変更する際に発生する費用です。
これら、取得・更新・移管のうち、取得および更新費用を重点的に確認する必要があります。
ドメイン取得サービス事業者の特徴
ドメイン管理会社・ドメイン取得サービス事業者は、国内に、他にも10社以上あります。
このうち、「実績がある事業者」かつ「ドメイン取得・更新費用が安い」ドメイン取得サービス事業者・ドメイン管理会社をピックアップしたのが次の表です。
No | ドメイン取得サービス事業者 | 特 徴 |
1 | お名前.com | 国内最大手のドメイン取得サービス事業者。東証1部上場のGMOインターネット株式会社が運営。電話サポートもあり。 |
2 | ムームードメイン![]() | 上場企業のGMOグループが運営。取扱種類数はお名前.comに次ぎます。 |
3 | エックスドメイン | 老舗のレンタルサーバー運営会社であるエックスサーバー社が運営。電話サポートあり。取扱種類は少ないものの、維持費用は安い。 |
ドメイン取得サービス事業者も、老舗、運営実績があり、ある程度有名な会社を揃えてみました。
ある程度有名でないと何が困るかといえば、トラブルやドメイン取得時にどのようにレンタルサーバーと紐付けを行ったら良いかがわからないということもありえますので、できるだけ有名な事業者を揃えました。
なお、前身のブログである「nnblog.net」は、お名前.comから、このブログ「noriakiasoblog.org」は、ムームードメインからドメイン取得・登録を行いました。
ドメイン費用(取得・更新維持費用)の比較(2020年9月18日現在)
ドメイン費用は、ドメイン取得・更新・移管費用から構成されるため、この3つそれぞれの費用比較をしなければ、正確なドメイン費用の比較を行うことはできません。
しかしながら、ドメイン移管費用は、①常に発生するものではない、②ブログ初心者が行うものではない、ことから、省略することとします。
それでは、ドメイン取得サービス事業者とドメインごとの取得(登録)、更新(維持)費用をそれぞれ比較することとしましょう。
ドメイン取得(登録)費用の比較
(単位:円(税抜))
No | ドメイン取得サービス事業者 | .com | .net | .co.jp | .jp | .org |
1 | お名前.com | 240 | 140 | 1,060 | 1,060 | 1,360 |
2 | ムームードメイン![]() | 1,160 | 720 | 980 | 1,850 | 1,199 |
3 | エックスドメイン | 260 | 160 | 1,880 | 1,080 | 1,380 |
上の表が、ドメイン取得サービス事業者ごとのドメイン別のドメイン取得(登録)費用を比較した表となります。
費用は、すべて税抜料金です。
ドメイン種類com、net、jpのドメイン取得(登録)費用は、については、お名前.comが三社の中では一番安いです。
ドメイン種類co.jp、orgのドメイン取得(登録)費用は、については、ムームードメインが三社の中では一番安いです。
残念ながら、エックスドメインは、どのドメイン種類においても最安値とはなりませんでした。
ドメイン更新(維持)費用の比較
(単位:円(税抜))
No | ドメイン取得サービス事業者 | .com | .net | .co.jp | .jp | .org |
1 | お名前.com | 1,280 | 1,480 | 5,200 | 2,840 | 1,480 |
2 | ムームードメイン![]() | 1,480 | 1,480 | 3,980 | 3,040 | 1,680 |
3 | エックスドメイン | 1,180 | 470 | 3,760 | 2,820 | 1,380 |
ドメイン取得(登録)費用とは翻って、ドメイン更新(維持)費用は、エックスドメインがすべてのドメイン種類において価格が安いという結果となりました。
ドメイン費用(取得・更新)総合3年分の比較
ドメイン取得費用およびドメイン更新費用2年分を合計したものが下の表となります。
(単位:円(税抜))
No | ドメイン取得サービス事業者 | .com | .net | .co.jp | .jp | .org |
1 | お名前.com | 2,800 | 3,100 | 11,460 | 6,740 | 4,320 |
2 | ムームードメイン![]() | 4,120 | 3,680 | 8,940 | 7,930 | 4,559 |
3 | エックスドメイン | 2,620 | 1,100 | 9,400 | 6,720 | 4,140 |
ブログ運営を3年間継続した場合、ドメイン費用が最も安いのは、「エックスドメイン」です。
「エックスドメイン」は、レンタルサーバー老舗大手の「エックスサーバー社」が運営するものなので、信用ができる会社です。
「エックスドメイン」は、ドメイン取得費用は、少し割高感はあるものの、更新費用が圧倒的に安いことが総合的に割安であることの結果となりました。
ドメイン取得サービス事業者であるお名前.comおよびムームードメインは、ともにGMOグループであり、「ドメイン取得費用を割安にして惹きつける」という手法を使っているようです。
ボクも含め残念ながら、目先の安さに飛びついてしまうところがあるのかもしれません。
「エックスドメイン」のデメリットは、ドメイン種類が少ないことですが、上の表にあるドメイン種類だけで十分であれば、「エックスドメイン」に決まりです。
なお、レンタルサーバーも老舗最大手のエックスサーバー社を選ぶ方は、ドメインとセットでレンタルサーバーXserver Businessも申し込んだ方がよりお得になります。
ブログ開設時にお得なドメイン取得サービス事業者の選び方
ブログ開設時のお得なドメイン取得サービス事業者の選び方は次のとおりとなりました。
(1)ブログ開設時にテストとしてドメインを1年だけ試用してみたい
⇒ドメイン取得(登録)費用が安いGMOグループ「お名前.com」および「ムームードメイン」がおすすめ。
(2)ブログ開設して最低3年以上は運営していきたい
⇒ドメイン更新(維持)費用が圧倒的に安い「エックスドメイン」がおすすめ。
※2020年9月18日現在の価格表に基づく結果です。今後、ドメイン費用が変動するおそれがあります。
詳しくは、各ドメイン取得サービス事業者ウェブサイトにてご確認ください。
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