
5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルにおいても、これまでと同じようにサードパーティ製メモリ増設ができるかどうかを教えてほしい。
実地で5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルを使った実験、体験で実際にサードパーティ製メモリ増設できたかどうかをレポートしてほしい。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
この記事の要約
- 5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルは、自らメモリ増設を行うことができる(実体験済み)。
- 新型iMac2020最新モデルのメモリ増設に当たっては、メモリスロットの挿入順序を誤るとメモリ周波数が2,667から2,133MHzへ低下してしまう。※
- 5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルは、最大128GBメモリ増設をAppleに依頼できるが、自らメモリ増設した方が15万円以上安い。
- 最終的なメモリ増設時の解決策は、「【検証・解決】5K27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ増設時の不具合・トラブル」、【重要】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設をされる方へ〜メモリクロック誤表示問題〜」をご覧くださいますようお願い申し上げます。
※5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルにおけるメモリ増設のトラブル、不具合については、このブログ記事「【検証・解決】5K27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ増設時の不具合・トラブル」、「【重要】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設をされる方へ〜メモリクロック誤表示問題〜」で解決を図っています。
たとえ、メモリクロックが2,667MHzから2,133MHzとなっていても、交互にメモリを挿入することが、最大のパフォーマンスを発揮してくれることが判明しました。
なので、あまり2,133MHzに惑わされない方が良いというのが、関連記事「【重要】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設をされる方へ〜メモリクロック誤表示問題〜」「【検証・解決】5K27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ増設時の不具合・トラブル」での結論です。
本記事の信頼性
こんにちは。このブログ管理人nori( @noriakiasoblog )です。
この記事の信頼性は、次の事項により担保されています。
5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新上位モデルが、果たしてこれまでの旧iMac2019年式までと同様にサードパーティ製メモリ増設ができるかを、5K Retina27インチ新型iMac2020最新モデルを購入したブログ管理人が、自らメモリを購入し、メモリ増設するまでの流れをそのまま、このブログ記事にレポートとして記載しています。

それでは、5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルのサードパーティ製メモリ増設方法はもちろんのこと、自分でメモリを増設する際に気をつけるべきことを整理して、サードパーティ製メモリの選び方、購入方法、メモリ増設方法に関する実体験をレポートしますので、それらを参考にして今後新型iMacのメモリ増設する際の参考にしていきましょう。
※来年以降に発売されることが予想されているAppleシリコン搭載の新型iMacについては、ユーザー自らがメモリ増設のカスタマイズができるかどうかは不明となっています。
おそらく、これまでのようにはいかないのではないでしょうか。
そうなれば、5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルが、自作でサードパーティ製メモリ増設することができる最後の新型iMacとなるかもしれません。
目 次
- 1 【メモリ構成】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設に当たって
- 2 【メモリ選び方】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設に当たって
- 3 【メモリ購入】新型iMac2020最新モデルメモリ増設
- 4 5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデル増設用メモリ一覧表
- 5 【メモリ増設・取付方法】5K Retina27インチ新型iMac2020最新モデル
- 6 【トラブル発生】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設後メモリクロック周波数低下!
- 7 クロック周波数低下の原因は?5K Retina27インチディスプレイ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設
- 8 【まとめ】5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ増設について
【メモリ構成】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設に当たって
前回記事「【開封の儀】人生初の新型iMacが新型ではなく2020年モデルでした。」に引き続いて、今回は、5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設について解説していきたいと思います。
まず、5K Retina27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ構成を確認しましょう。
5K Retina27インチ新型iMac2020最新モデルの上位モデル(カスタマイズなし)の初期状態におけるメモリ構成は以下のとおりです。

【メモリ構成】5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ初期状態の内訳
Retina5Kディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルの初期状態でのメモリ構成は、すべて合わせて8GBメモリとなります。
メモリスロットは全部で4基あり、初期状態で装着されているのは、4GB+4GBの合わせて2スロット分の8GBとなります。
Retina 5Kディスプレイ27インチ新型iMac2020最上位モデル内蔵のメモリー型番は次のとおりとなります。
メモリー型番
DDR4-2666 SK Hynix HMA851S6DJR6N-VK
こちらの初期状態に挿入されているメモリは、後ほど紹介する「Timetec Hynix IC 32GB(2x16GB) DDR4 2666MHz PC4-21300 Mac用 Apple 専用増設メモリ 永久保証 (32GB(2x16GB))」と同じシリーズのメモリーとなるようです。
スロットに装着できるメモリは、2,667MHz DDR4メモリモジュールとなります。
メモリスロットの空きが、全4スロットのうち、2スロットが空いています。
この2スロットの中に、16GB+16GBのメモリ増設か32GB+32GBメモリ増設しようと思います。
今回は、予算(2万円未満)との兼ね合いから、32GB(16GB+16GB)メモリ増設をしようと思います。
ただ、ブログを書くだけであれば、メモリ増設する必要性はないのですが、後々、Parallels Desktop などWindows10とMacOSを並行して使いたいので、Parallels Desktop対策として、現在の8GBメモリから40GBメモリ増設を考えています。
【メモリ選び方】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設に当たって
まず、メモリ増設を行う際のメモリの選び方としては、Apple公式ページにおいて指定されているメモリを選ぶ必要があります。
新型iMacに取り付けることができるサードパーティ製メモリの要件(5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデル)は、こちらのApple公式ページにて解説されています。
Apple公式ページにおける解説(5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデル)を要約すると次のとおりになります。
※21.5インチ新型iMac2020最新モデルは、自らサードパーティ製メモリ増設を行うことができないので、注意する必要があります。
SO-DIMM(Small Outline Dual Inline Memory Modules)を利用すること((最大128GB(32GB×4ソケット))
PC4-21333
バッファなし、パリティなし
260ピン(pin)2666 MHz DDR4 SDRAM
上記要件を満たしたサードパーティ製メモリだけが5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルモデルのメモリ増設を行うことができます。
過って上記の要件を満たさないサードパーティ製メモリを購入してしまった場合、最悪の場合、新型iMacが壊れてしまう場合もありますので、慎重にメモリを選びましょう。
【メモリ購入】新型iMac2020最新モデルメモリ増設
それでは、5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設するに当たって、iMac2020メモリスロットに取り付けるものを探していきましょう。
Amazon.co.jpで、前章で解説したAppleが指定している要件に合致するのは次のとおりでした。

Amazon | Timetec Hynix IC 32GB(2x16GB) DDR4 2666MHz PC4-21300 Mac用 Apple 専用増設メモリ 永久保証 (32GB(2x16GB))
要件を満たすメモリがありました。
Timetec Hynix IC 32GB(2x16GB) DDR4 2666MHz PC4-21300 Mac用 Apple 専用増設メモリ 永久保証 (32GB(2x16GB))
という長い名称ですが、これが新型iMac2020最新モデルであっても対応できるサードパーティ製メモリということになります。
Timetec Hynix ICのメモリの価格一覧表は次のとおりです。
メモリ容量 | 価格 | Apple価格 |
8GB | 3,680円 | ー |
16GB | 7,980円(割引あり) | 20,000円 |
16GB(8GB×2) | 7,680円 | ー |
32GB | 14,960円 | 60,000円 |
32GB(16GB×2) | 14,580円(割引あり) | ー |
32GB(8GB×4) | 22,147円 | ー |
64GB(32GB×2) | 46,926円 | 100,000円 |
64GB(16GB×4) | 42,000円 | ー |
128GB(32GB×4) | 124,750円 | 260,000円 |
※すべて2020年8月7日時点での価格です。
こうしてみると、Appleの価格は非常に高いですね。
確かに純正品を使用しているから仕方ないといえば、仕方ないのですが。
5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルを最大128GBのメモリ増設をするためには、やはり、最低でも5〜10万円以上が必要となります。
iMac2020のメモリ増設については、最大容量の4割程度(50GB メモリ)までは非常に効果があるように感じられる(動画編集などを行わないことから、そこまでメモリ消費はしない。)ようため、効果があるかどうかわからなくなってくるので、ボクは、iMac2020に32GBメモリ増設をして、iMac2020全体として40GBのメモリ増設をしたいと思います。
ちなみにボクが購入したメモリ32GBは以下の商品となります。
Crucial(クルーシャル) のCrucial 32GB Kit (2 x 16GB) DDR4-2666 SODIMM CT2K16G48FD8266 メモリになります。
こちらの方が値段が3,000円ほど高いのですが、それなりに評判も良いそうなので、こちらを選びました。
このメモリが自宅に、Amazon経由で到着しました。
実際のメモリ取り付け作業を行うのは、こちらの商品になります。
※2020年8月16日(日)更新※
Amazon.co.jpをのぞいていたら、27インチ新型iMac2020最新モデルの増設用メモリの規格に適合したもの(DDR4 2666MHz,PC4-21300,SO-DIMM,260pin)がいろいろなところに飛び散っていて探すのが大変なので、次のについて下のとおり一覧にし、【関連記事】「27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設を安くしたい」を投稿しました。
5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデル増設用メモリ一覧表
Amazon.co.jpの中に散在しているRetina 5Kディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設一覧を上の表のとおりまとめてみました。
あらためて、増設用メモリの価格と種類を整理してみると、ボクが購入したメモリ(Crucial 32GB Kit (2 x 16GB) DDR4-2666 SODIMM CT2K16G48FD8266)が、それなりに高いということを再確認しました。
また、128GB(32GB×4枚)とする場合であっても、Transcend ノートPC用メモリ PC4-21300(DDR4-2666) 32GB 1.2V 260pin SO-DIMM 2Rx8 (2Gx8) CL19 無期限保証 JM2666HSE-32G55,920円(13,980円×4)、一番高いものだと、iRam Technology IR32GSO2666D4 新型iMac(Early2019 27インチ) 増設メモリ 32GB DDR4/2666 260pin SO-DIMM218,584円(54,646円×4)と、15万円近く大きな差があることがわかります。
Appleで頼んだ場合は、最大26万円かかるとなると、やはり、自分で増設した方がお得だということは、この表からもわかります。
詳しくは、【関連記事】「27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設を安くしたい」で、iMac2020にメモリ増設する際のメモリ価格を最安価格で購入する方法について解説していますのでご参照ください。
※5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルにおけるメモリ増設のトラブル、不具合については、このブログ記事の次の記事「【検証・解決】5K27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ増設時の不具合・トラブル」で検証しています。
たとえ、メモリクロックが2,667MHzから2,133MHzとなっていても、メモリスロットを交互にメモリを挿入することが、最大のパフォーマンスを発揮してくれることが判明しました。
なので、あまり2,133MHzに惑わされない方が良いというのが、関連記事「【重要】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設をされる方へ〜メモリクロック誤表示問題〜」「【検証・解決】5K27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ増設時の不具合・トラブル」での結論です。
なお、一連のトラブル、不具合については、YouTuberの方がAppleサポートへ確認していただいるところです。
また、ボクが【関連記事】「新型iMac2020最新メモリ増設不具合をAppleサポートに電話してみた」でAppleサポートへ確認しています。
おそらく、2,133MHzと表示されるのは誤表示であると思われます。
【メモリ増設・取付方法】5K Retina27インチ新型iMac2020最新モデル
5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデル上位モデルにメモリ増設に当たってをメモリスロットに挿入・取り付けを行う前に、準備することがあります。
こちらについても、Apple公式ページにて解説してありますが、このブログ記事では、画像も交えて、初めての新型iMac素人の視点で感想などをレポートしていきます。
5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設に当たって、メモリを取り付ける前に準備しておかないといけないことがあります。
コンピュータ、5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルを構成する部品であるメモリ増設を行う作業は非常に繊細な問題です。
iMac2020のメモリ増設に際して、メモリの取り付け方、メモリの取り扱いを間違えると、5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルが壊れる原因となりますので、慎重に取り扱うこととしましょう。
それでは、準備作業の具体的方法は以下の通りとなります。
(1)画面左上にあるアップルメニュー (リンゴマーク)>「システム終了」と選択して新型iMacの電源をオフにします。
(2)新型iMacからすべてのケーブルと電源コードを外します。
(3)作業場所に柔らかく清潔なタオルまたは布を敷きます。新型iMacの側面を持って寝かせます。作業場所に敷いたタオルまたは布に画面が接し、底面が手前に向くことになります。
(4)AC電源ポートのすぐ上にあるグレイの小さなボタンを押して、メモリ・コンパートメント・ドアを開けます。
【〜iMac2020本体メモリカバー開けまで】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設
(1)画面左上にあるAppleメニュー>「システム終了」をクリックして、5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルの電源をオフにします。

【iMac2020メモリ増設】まずは、5K Retinaディスプレイ新型iMac2020最新モデルのシステムを終了させます。
(2)5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルに接続されているケーブル類をすべて外しましょう。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルの電源を落としたら、新型iMacに接続されているケーブル類はすべて外しましょう。
(2)最後に、5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルに接続されている電源ケーブルを外しましょう。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルの電源ケーブルも外しましょう。
(3)5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設の作業場所は、新型iMac表面を地面に倒す必要があるので、布やディスプレイを保護するクッションを敷く必要があります。
周りを見渡したら、5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルが梱包されていた大ダンボールにクッションと織布、ビニールがあったので、そこをメモリ増設の作業場所にしようと思います。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設のためには、本体表面を水平に倒さなければならならないので、クッション代わりに新型iMac梱包大ダンボールクッションを利用しました。
(3)これが、5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルを上から撮影したものです。クッションの上に、新型iMacのディスプレイごと倒すイメージです。
梱包ダンボールクッションだと、少し、やってみてなんですが、弱すぎるかなと感じました。
梱包ダンボールも、若干柔らかいということもあり、5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルを載せたら、その圧力で少ししなってしまいました。
しっかりとしたクッションがあった方が良いかもしれません。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルを地面に押し押した状態
(4)5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルのAC電源ポートすぐ上にあるグレイの小さなボタンを押して、メモリ・コンパートメント・ドアを開けます。
このグレイのボタンは、奥の奥まで押さないとメモリ・コンパートメント・ドアが開きませんので注意する必要があります。
親指や人差し指だと、力が伝わらずなかなか開きませんので、棒状のものがあるといいです。
ボクは、近くにApple Pencil第一世代があったので、グレイの小さなボタンを押したら、メモリ・コンパートメント・ドアが開きました。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルの背面電源口上にある小さなボタンを奥の奥まで押す必要があります。丁度Apple Pencilがあったので押してみたらメモリカバーが開きました。
5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ・コンバート・ドアを開けると背面は、メモリソケットの取り扱い方法の絵が描かれています。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリカバーを開けたところです。下からチャンネルAに1つ、チャンネルBに1つのソケットが刺さっています。
メモリソケットを取り出すためには、最初に、レバーを外側へ引っ張る必要がありそうです。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリカバーの裏には、メモリの取り外し方が記載されていた。
【iMac2020メモリスロットへのメモリ挿入】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設作業
下の画像のとおり、レバーを外側に引っ張るとレバーが表に出てきます。

【iMac2020メモリ増設】メモリソケットを起こすには、レバーを外側に引っ張ると上がってきます。
いよいよ、5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルの増設用メモリを取り付けたいと思います。

【iMac2020メモリ増設】それでは、こちらの5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルに対応した増設メモリを取り付けていきます。
空いているソケット(チャンネルB1)に増設用メモリを挿入します。

【iMac2020メモリ増設】空いているメモリソケット口に入れていきます。
最後に、メモリソケット(チャンネルA1)に増設用メモリを挿入して、カチッとハマったら終了です。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリスロット2番と4番に増設メモリを取り付けました(これは間違いです。)
最後に、レバーをしっかりと下まで押して、メモリソケットを5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルの中に収納します。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリスロットに増設メモリを取り付けたら、レバーを下げてメモリスロットをしまいます。
【iMac2020本体メモリカバー収納】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設作業
5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリスロットの中に増設用メモリを挿入し終わったら、メモリ・コンパートメント・ドアで、収納します。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリスロットに増設用メモリを装着したらメモリカバーをもとに戻します。
5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルの電源ケーブルを差し込みます。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルの電源ケーブルも外しましょう。
5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルの電源をオンにして起動します。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリカバーを戻して電源ケーブルを新型iMacに差し込んだら電源を入れます。
【iMac2020メモリ装着後の起動】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設
5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルの起動を待ちましょう。
メモリを増設したことにより、起動するまで1−2分経過しますので、少し待ちましょう。
なかなか起動しないからといって、いじくりまわすのは故障の原因になりますのでやめましょう。

【iMac2020メモリ増設】5K Retinaディスプレイi27インチ新型iMac2020最新モデルの電源を入れたら1−2分待ちます。メモリを装着したため、機械側の方でフォーマットされています。
これで、メモリ増設作業はすべて終了です。おつかれさまでした。
【トラブル発生】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設後メモリクロック周波数低下!
5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設の成功を喜んでいたのもつかの間、8GBから40GBのメモリ増設されたものの、メモリクロック(周波数)、最大速度が2,667MHzから2,133MHzに大幅低下していました。
当初、ボクの購入したメモリの不具合、要求されているものとは異なるメモリを誤って購入してしまった可能性も考慮して確認に確認を重ねてみたものの、特段問題はありませんでした。
下の画像をご覧頂いてもわかるとおり、8GB2,667MHzDDR4から40GB2,133MHzDDR4に、メモリ速度が大幅に低下してしまいました。

【iMac2020メモリ増設】5K Retina ディスプレイ新型iMac2020最新モデルを8GBから40GBへのメモリ増設が成功。周波数が減少している。なぜ?

【iMac2020メモリ増設】5K Retina ディスプレイ27インチ新型iMac2020のメモリ増設は成功したものの、、。
16GB×2がしっかりと取り付けられていることがわかります。
合計メモリは、4GBから40GBへ増加しているにもかかわらず、各スロットの周波数は、2,667MHzから2,133MHzに低下しています。
クロック周波数低下の原因は?5K Retina27インチディスプレイ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設
5K Retina27インチディスプレイ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設をしたところ、無事メモリ増設はできたものの、メモリ周波数が2667MHzから2133MHzに低下してしまいました。
この原因を究明するため、増設したメモリと初期に装着されていたメモリを一旦全て外し直しました。
iMac2020メモリ増設問題>メモリの配置が原因か?
5K Retina ディスプレイ27インチ新型iMac背面のメモリスロットを上から順番に記載しています。
スロット | チャンネル | DIMM | 【初期】 | 【増設後】 | 【再配置】 |
1 | A | 1 | 4GB | 4GB | ー |
2 | A | 0 | ー | 16GB | 16GB |
3 | B | 1 | 4GB | 4GB | ー |
4 | B | 0 | ー | 16GB | 16GB |
初期状態では、スロット1チャンネルAとスロット3チャンネルBにそれぞれ4GBが配置されていました。
メモリ増設後は、チャンネルAの中に初期4GBと16GBが混在しました。
初期状態で挿入されていたメモリとの相性が良くないのではないかと思い、初期状態で挿入されていた4GB×2を抜いたところ、正常に、メモリ周波数が2,667MHzとなりました。

このMacについて 2020-08-08 13-22-36
これは、何を意味するかといえば、購入したメモリに何らかの誤りがあったわけではないということです。
誤りではなく、メモリの配置の方法に誤りがあったと考えた方が良いかもしれません。
iMac2020メモリ増設問題>増設用メモリの配置を変更してみる
増設用メモリ自体に何らかの問題があるというわけではなく、増設用メモリの配置に問題がありそうです。
もう一度、メモリの配置を考えてみましょう。
スロット | チャンネル | DIMM | 【初期】 | 【修正案】 |
1 | A | 1 | 4GB | 4GB |
2 | A | 0 | ー | 4GB |
3 | B | 1 | 4GB | 16GB |
4 | B | 0 | ー | 16GB |
修正案を検討してみました。
メモリースロットは、チャンネルAとBに区分されます。
それであれば、それぞれ4GBのグループをチャンネルAに、16GBの増設用メモリをチャンネルBグループに、増設用メモリの配置をし直せば、周波数を低下させずに済むのではないかと考えました。
※読者の方から貴重なコメントをいただきました。

【iMac2020メモリ増設】16G,16G,4G4Gの配列でメモリ増設したら各スロットの周波数が2667MHzになったぞ!
実際に、メモリの配置を修正したところ、メモリ周波数を2,666MHzから2,133MHzに低下させることなく、メモリ8GBから正常に40GB・2,667MHzへと増設することができました。
※5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルにおけるメモリ増設のトラブル、不具合については、関連記事「【重要】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設をされる方へ〜メモリクロック誤表示問題〜」「【検証・解決】5K27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ増設時の不具合・トラブル」で解決を図っています。
たとえ、メモリクロックが2,667MHzから2,133MHzとなっていても、交互にメモリを挿入することが、最大のパフォーマンスを発揮してくれることが判明しました。
2020年8月13日(木)追加更新
Twitter経由で、このブログ記事を閲覧していただいている方から貴重な情報を頂戴しました。
個別環境によるところが大きいので一般化はできませんが、参考までに、2,666MHzのメモリ帯域幅(メモリ速度)が27GB/sであることがわかりました。(データ数は1しかないので、一般化はできません。)
WindowsPCとDELLノートPCで、メモリ速度計測ソフトSiSoftware Sandraで調査したところ、メモリクロック2,666MHzのメモリ速度(帯域幅)が27GB/s(個別の1事例です。)とのことです。
ひとまず自作Windows PCとDELLノートPCで試してみましたが(セキュリティソフト入りなので少し低めに出ますが)、2133MHzで約22GB/s、2666MHzで約27MB/s、3200MHzで約31GB/s、LPDDR4x 3733MHzで約41GB/s と出ました。計測ソフトはSiSoftware Sandraです。
— みょーん (@myoonlight) August 12, 2020
あくまで、参考情報なので、確定はできませんが、ボクの測定結果と同じような結果となっていることから、まったくみょーんさんの計測結果が誤っているともいいきれないところです。
仮にこれらの計測結果が、真実であれば、やはり、新型iMac2020最新モデルのシステム情報に表示されていたメモリクロック2,133MHzという表示は、誤った表示ではないかという疑念はより深くなるばかりであります。
次のmacOS11までには、修正されていることを祈るばかりです。
なので、あまり2,133MHzに惑わされない方が良いというのが、関連記事「【重要】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設をされる方へ〜メモリクロック誤表示問題〜」「【検証・解決】5K27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ増設時の不具合・トラブル」での結論です。
【まとめ】5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ増設について
注意するべき点をまとめておきます。
5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルについては、自らメモリ増設することができた。
5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルのメモリ増設に当たっては、チャンネルAとBを区分してメモリを配置しないと、メモリ周波数が2,133MHzに低下してしまうことがある。
メモリには、ノートPC用のSO-DIMM、デスクトップ用のDIMMがありますが、新型iMacは、ノートPC用のSO-DIMMを使用しています。
5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルを初期状態からメモリを最大128GBへのメモリ増設することもできますが、自らメモリ増設を行った方が15万円以上安いので、自分でメモリを購入されることをおすすめします。
※5K Retinaディスプレイ27インチ新型iMac2020最新モデルにおけるメモリ増設のトラブル、不具合については、関連記事「【重要】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設をされる方へ〜メモリクロック誤表示問題〜」、「【検証・解決】5K27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ増設時の不具合・トラブル」で解決を図っています。
たとえ、メモリクロックが2,667MHzから2,133MHzとなっていても、交互にメモリを挿入することが、最大のパフォーマンスを発揮してくれることが判明しました。
2020年8月13日(木)追加更新
Twitter経由で、このブログ記事を閲覧していただいている方から貴重な情報を頂戴しました。
個別環境によるところが大きいので一般化はできませんが、参考までに、2,666MHzのメモリ帯域幅(メモリ速度)が27GB/sであることがわかりました。(データ数は1しかないので、一般化はできません。)
WindowsPCとDELLノートPCで、メモリ速度計測ソフトSiSoftware Sandraで調査したところ、メモリクロック2,666MHzのメモリ速度(帯域幅)が27GB/s(個別の1事例です。)とのことです。
ひとまず自作Windows PCとDELLノートPCで試してみましたが(セキュリティソフト入りなので少し低めに出ますが)、2133MHzで約22GB/s、2666MHzで約27MB/s、3200MHzで約31GB/s、LPDDR4x 3733MHzで約41GB/s と出ました。計測ソフトはSiSoftware Sandraです。
— みょーん (@myoonlight) August 12, 2020
あくまで、参考情報なので、確定はできませんが、ボクの測定結果と同じような結果となっていることから、まったくみょーんさんの計測結果が誤っているともいいきれないところです。
仮にこれらの計測結果が、真実であれば、やはり、新型iMac2020最新モデルのシステム情報に表示されていたメモリクロック2,133MHzという表示は、誤った表示ではないかという疑念はより深くなるばかりであります。
次のmacOS11までには、修正されていることを祈るばかりです。
なので、あまり2,133MHzに惑わされない方が良いというのが、関連記事「【重要】新型iMac2020最新モデルのメモリ増設をされる方へ〜メモリクロック誤表示問題〜」、「【検証・解決】5K27インチ新型iMac2020最新モデルメモリ増設時の不具合・トラブル」での結論です。
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