iMac2020

新型iMac2020メモリ増設=2133MHzが正しかった?!

【CPU仕様】新型iMac2020メモリ増設=2,133MHzは正しかった?!

【CPU仕様】新型iMac2020メモリ増設=2,133MHzは正しかった?!

つぶやき人

前回記事では、「【おさらい】新型iMac2020メモリ増設の不具合について」では、これまでの新型iMac2020メモリ増設に関する流れを解説していただきました。

Appleが「iMac2020メモリ取り付け方」ウェブページの情報更新を予定しているとのことですが、どのようなことが考えられるのか教えてほしい。

こんなお悩みを解決します。

 

本記事の内容

この記事の要約

  • 第10世代インテルプロセッサDatasheetによれば、iMac2020のメモリ増設は、デュアルチャネル×2の4枚メモリ増設されるとメモリクロックが2,133MHzとなることが明記されている。
  • CPUの仕様ではメモリ増設を4枚挿入すればデュアルチャネル×2である場合は必ずメモリクロック2,133MHzとなることは仕様であり正しいことである。
  • ただし、チャネルAに1組、チャネルBに1組計4枚(シングルチャネル×4)メモリ増設方法であれば、Appleサポート公式回答のとおりメモリクロックは2,667MHzとなるが、メモリ速度はシングルチャネルにより半減する。
  • 考え得るiMac2020メモリ増設方法は、①1組2枚メモリ増設のみで我慢する②4枚メモリ増設×メモリクロック2,133MHz表示を我慢する③シングルチャネル×4としてメモリ速度半減を我慢するのいずれかの方法しかない。

本記事の信頼性

こんにちは。このブログ管理人nori( @noriakiasoblog )です。

この記事の信頼性は、次の事項により担保されています。

ブログ執筆者本人=新型iMac2020購入者・使用者・Appleサポート質問者・であり、新型iMac2020に関連する記事を何ページにもわたって投稿していること。

nori

 

それでは、新情報である「第10世代Intel Coreプロセッサ」仕様にメモリ4枚挿入(2DPC)は2,133MHzと書いてあったという事実に基づき、新型iMac2020ユーザーである我々は今後どのように対応していったら良いのかを解説していきます。

【CPU仕様】新型iMac2020メモリ増設=2,133MHzは正しかった?!

超弩級の情報が昨日2020年8月23日(日)に飛び込んできました。

Comet Lake第10世代Intel CoreプロセッサCPUのDatasheetによれば、メモリ4枚を挿入すると2,133MHzになるのは仕様である可能性ががでてきました。

10th Generation Intel(R) Core(TM) Processors Datasheet,Volume1 of 2(July 2020 Revision005)

P17,Datasheet,Volume 1 of 2  Table2-2.抜粋

Processor LineDDR4 1DPC[MT/s]

1組(2枚)

DDR4 2DPC[MT/s]

2組(4枚)

S-Processor Line(AIO SoDIMM)6+2

<Intel Core i5 / i3>

26662133
S-Processor Line(AIO SoDIMM)10+2

<Intel Core i9 / i7>

<2933>

Apple仕様2666

2133

DPC:DIMM Per Channel

[MT/s]=メモリクロックMHzに相当

上のように1DPC組(2枚メモリ)のときは、2,667MHzが発揮されますが2DPC組(4枚メモリ)のときは、メモリクロックが2,133MHzになるとあります。

また、Retina 5Kディスプレイ27インチiMac2020最上位(3.8GHz)モデルとCTOカスタムのIntel Corei9モデルについていえば、メモリクロックが最大2,933MHzを発揮することができるのですが、iMac2020仕様により2,667MHz表示にされているおそれがあります。

YouTubeにて2,933MHzメモリをiMac2020に挿入してメモリ速度を測った方がいらっしゃいましたが、メモリ速度2,667MHzの約1.5倍である40GB/s近くに高速となるものの、2,667MHz表示となったままでした。

現在そのYouTube動画は投稿者本人により削除されています。

このようにしてiMac2020独自仕様ということで、メモリクロックを自由に表示させることができるということになります。

 

iMac2019におけるメモリ増設で不具合はどうだったか?

iMac2019におけるメモリ増設では、iMac2020のような不具合が発生していなかったのでしょうか?

ネット上のiMac2019メモリ増設体験レポートなどのブログを参照すると、iMac2019メモリ増設によりメモリクロック不具合があったとの報告があったケースはほとんどありませんでした。

レアケースとして、iMac2019メモリ増設に当たって4枚差しをするとメモリクロックが2,667MHzから2,400MHzとクロックダウンが発生するというものがありましたが、全体の数からみるとわずかであり、その報告内容においてもメモリのCL値が異なることによる不具合ということでありCL値が同一でメモリクロック表示がおかしいという報告はほとんどないようにも思われます。

iMac2019までのメモリ増設における不具合発生

また、このIntel(R) Core(TM)プロセッサDatasheetの第8・9世代版によれば、iMac2019においてもiMac2020と同様にしてメモリ増設をしてメモリ4枚差しにすると2,133MHzに制限されるとあります。

しかしながら、ネット上をいくらさがしてもiMac2019へ4枚メモリ増設にしたにもかかわらずメモリクロックが2,133MHzとなった報告はなく2,667MHzを維持されている方が大半で少数派で2,400MHz表示となっている方がいました。

少数派の2,400MHz表示となる理由を解明することができませんでした。

2DPC(組)メモリ増設を行うと2,400MHzとなる仕様は、H-Processor Lineの仕様だからです。

iMac2019は、インテルCoreプロセッサHシリーズではなくSシリーズであることからマザーボードが異なることから、この場合だけH-Processor Lineという仕様にAppleが変更しているとなるとそれ以上の特定ができなくなるということなります。

iMac2019Apple仕様におけるメモリクロック表示(あくまで憶測です)

iMac2019におけるAppleによるiMac仕様を次のとおりとしたのでないかと思われます(あくまでも仮説・憶測です)。

iMac年式メモリ挿入数メモリクロックiMac表示CPU仕様上のメモリクロック
iMac20192枚〜(1DPC)2,667MHz(○)2,667MHz
iMac20194枚(2DPC)2,667MHz(✗)表面上の数値

⇒iMac2019仕様??

2,133MHz
新型iMac20202枚〜(1DPC)2,667MHz(○)2,667MHz
新型iMac20204枚(2DPC)2,133MHz(○)・そのまま

⇒CPU仕様のまま

2,133MHz
新型iMac20202,933MHz2枚(1DPC)2,667MHz

メモリクロックはCPU仕様では2,933MHzであるはずなのにiMac2020表示上はなぜか2,667MHz

2,933MHz

残念ながら、メモリ計測ソフト「AmorphousMemoryMark」がなかったことからiMacでメモリ速度(帯域幅)がiMac2019の時代にはまだなかったことから、メモリモジュールの測定を[GB/s]で行っている方はいなかったので、iMac2019使用者で多くおられたはずのメモリクロックが2,667MHzなのにメモリ速度(帯域幅)は、シングルチャネル並みの20GB/sしか出ていないということではないかと思われます。

【CPU仕様】メモリ増設2枚でも4でもシングルチャネルなら2,667MHz

CPUの仕様では、次のとおりとあります。

1DPC(メモリ増設2枚でも4枚でも) = メモリクロック2,667MHz

つまり、チャンネルごとに別々のメモリを挿入する=シングルチャネルであれば、メモリクロックは2,667MHzを維持するとあります。

これは、CPUの仕様なのでメモリクロックが過去維持されているのは、シングルチャネルによりメモリ速度が低下されている状況下での2,667MHzという状態を維持しているに過ぎないのではないかと推測されます。

iMac2019と新型iMac2020とのメモリシステム情報の変更部分について

またiMac2019では、新型iMac2020のシステム情報にはない仕組みが次のとおり施されています。

No/iMac年式iMac2019新型iMac2020
1BANK 0/ChannelA - DIMM0Slot 1( Channel A / DIMM 1 )
2BANK 1/ChannelA - DIMM1Slot 2( Channel A / DIMM 0 )
3BANK 2/ChannelB - DIMM0Slot 3( Channel B / DIMM 1 )
4BANK 3/ChannelB - DIMM1Slot 4( Channel B / DIMM 0 )

iMac2019とiMac2020ではシステム情報の表示に実質的には同じようにみえても少しだけ異なる部分があるようです。

・BANK03⇒Slot1-4に変更

・BANK/(スラッシュ)からSlot((カッコ)への変更

・Channel-DIMMからChannel/DIMM表示への変更

・DIMM(0・1)からDIM(1・0)への変更

これらのiMac上のシステム仕様が変更となっていても実質的な内容に変更があったとは考えにくいですが、なぜこのようなマイナーな変更をされたのかは謎です。変更する必然性はないのではないか?と思われます。

iMac2020メモリクロック2,133MHzとなるのはCPU仕様だから仕方ない

第10世代インテルコアプロセッサDatasheetによれば、2DPC(デュアルチャネル×2)の場合は、2,133MHzとなると明記されている以上、2,667MHzを維持することは難しいとかんがえられます。

iMac2020のメモリ速度よりもメモリクロック表示2,667MHzをどうしても優先したいということであれば、1DPC(シングルチャネル×4またはデュアルチャネル×1)とするしかないと結論付けます。

Apple-iMac2020メモリ取り付け情報更新を待つ

前回記事「【Appleサポート電話回答】新型iMac2020メモリ増設不具合問題」においてAppleサポート回答にもあったとおりAppleではiMac2020の仕様が変更となったことからメモリの取り付けに関するページの更新を行う予定であるとの回答がありました。

おそらくこれらCPU仕様の変更(大きな変更はないようにみえますが)をApple-iMac2020ページが更新されるのでそれを確認しても良いかと思います。

しかし、情報更新の内容は、2,667MHzを維持するためには1DPC(デュアルチャネル×1またはシングルチャネル×4)のとおりメモリ増設することを促す内容となることが予想されます。

Appleサポートのウェブサイトですが、おそらく更新されるのが速いのは、EN-USページの方が、若干速いのではないかと思われます。

いつ更新されるのかは未定となっています。

実質速度を優先するか?メモリクロック表示を優先するか?

メモリクロック2,667MHzを遵守してメモリ速度はいくら下がっても良いということであれば、Appleサポートの指示するとおり、メモリスロット1・2(ChannelA)に2枚1組、メモリスロット3・4(ChannelB)に2枚1組を挿入すれば1DPC(シングルチャネル×4)となり2,667MHzを実現することができます。

【メモリクロック表示とメモリ速度最大理論値】

NoA1A2B1B2メモリクロック表示メモリ速度[GB/s]
104042,667MHz41.6
20160162,667MHz41.6
34164162,133MHz33.3
44416162,667MHz20.8

 

【結論】①メモリ1組のみ増設②メモリ速度ある2組増設③メモリ低速2,667MHz

iMac2020のメモリ増設に関し、現在とり得る戦略は次のとおり。

No増設方法総合評価メモリクロックメモリ速度容量
メモリ増設2枚1組のみ(デュアルチャネル×1)
デュアルチャネル×2で2組4枚増設
シングルチャネル×4で4枚増設

2020年8月24日現在、新型iMac2020メモリ増設方法についてとり得る戦略は、上の表のとおりとなります。

①メモリ2枚刺しで容量が減少するものの、メモリ速度とメモリクロック表示を維持する方法

②メモリ増設デュアルチャネル×2としてメモリクロック2,133MHzとなるものの、メモリ速度を一定程度確保する方法

③シングルチャネル4枚メモリ増設でメモリ速度を大きく犠牲するもののメモリクロック2,667MHzを維持し、Appleサポートが太鼓判を押す増設方法

現在のところは、iMac2020のメモリ増設に際して上のいずれかを選ぶしか方法がなさそうです。

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